馬喰町で人間ドックを受け〜の、浅草橋界隈で焼きカレーを食い〜の、
歩いて御茶ノ水へ向かい〜の、神田明神へ御礼詣でをし〜の、
後楽園のラクーアでひとっ風呂浴び〜の、再び腹減り〜の。
ということで夕飯は、後楽園から壱岐坂を上がり本郷三丁目方面へ歩くこと
およそ10分ほどのところにある創作フレンチHide mode(ハイドモード)さんへ。
こちらには予め食べログから『ミニコース』を予約してから伺った。
途中、アラカルトでコース外の料理を頼もうという魂胆だった。
店内はカウンター席とテーブル席がありとても落ち着いた雰囲気。
我々は奥のテーブル席へ通された。
さっそく空っからの喉を潤すべく飲み物をオーダー。
小生は各ハイボール、嫁はアイスボールというホワイトブランデーベースの炭酸割り。
一口味見をさせてもらったが、とても飲み口が爽やかな清涼飲料水のよう。
すぐにミニサラダが登場。
器には赤みを帯びた人参などフレッシュな野菜たちが盛られており、
酸味とどこかにニンニクのような風味がするドレッシングがとても美味しかった。
続いて登場したのが餃子。
お店の方が宇都宮ご出身とのことで、とてもこだわりが詰まった逸品とのこと。
餃子の中に入っている肉の味がしっかり。某餃子専門チェーン店よりも濃厚な味わいで美味。
これだけ食べ続けるのもアリだと思わせてくれた。
続いて登場したのは、お皿にお洒落な装飾がほどこされたミニもつ煮込み。
餃子の後だったのですっかり大衆料理が続くのかと思ったら、
いい意味で予想を裏切ってくれた。さすがフレンチ料理屋さん。
このあたりでアラカルト料理を追加オーダー。
お願いしたのは『ハチビキのカルパッチョ』と『鴨モモ肉のコンフィ』である。
ハチビキとはスズキ系の魚らしいのだが、漢字で『端血引』と書くだけあって
身の色が赤いのが特徴。
かと言ってマグロのような味ではなく淡白。
正直、この後に頼んだ赤ワインとの相性はイマイチだった。
まもなく鴨肉のコンフィが出てくるであろうという予測の下、飲み物を赤ワインへ。
案の定、ちょうど良いタイミングでコンフィが登場。
こちらのは12〜15時間ほど低温調理でじっくりと焼かれているとのこと。
おかげさまで外の皮はパリッと、中のお肉は旨味が凝縮されていた。
これと先ほど登場したばかりの赤ワインとの相性が抜群。
次に登場したのがキャビア付き黒毛和牛A5炙り握り。
キャビアの味はあまり感じることは無かったが、肉のスジを全く感じなかったのは
さすがA5ランクの肉だから。むしろ甘みすら感じる肉の味に感激。
いよいよ終盤に差し掛かったところで、こちらのお店名物のミニハンバーガーとミニラーメンへ。
ミニハンバーガーは追加料金を払ってパティをダブルに。
こちらハイド塩バーガーと名付けられた逸品は、まずバンズがズバ抜けて美味しい。
そして国産の雌牛を使用しているパティがとても肉肉しい味わい。
自家製のピクルスも全体の味を全く邪魔せず旨みを引き立たせてくれていた。
ヤヴァイ。ここのお店の料理、全部美味い。。。
そして締めに出てきたのがハイドラーメン。
まさかのホワイトスープにびっくり。舌触りはとてもクリーミーなのだが、
ホワイトソースパスタのような味わいでないのも驚き。
聞けばコムタンスープベースとのこと。あぁぁ、これ美味いわぁ。
麺を食べ終わった後には当然のようにライスを追加発注し器へ投入。
リゾット風にしてからスープの最後の一滴までしっかりと平らげた。
今回、ミニコース+アラカルトにして大正解だった。
出てくる料理はどれも美味しいものばかり。
老若男女問わず、カジュアルなデートにオススメ。
とても美味しゅうございました。ご馳走さまでした。
食べログ評価 3.68 (2023/12/30現在)